TerryのDM日和

主にDMEDH

DMEDH ジョラゴン統率Ver.4.0

 今回はメ統に続き、以前記事にしたジョラゴン統率のバージョンアップについて記載していきます。

 

 DMEDHのルールはこちらから

dm.akrecord.com

 前回のジョラゴン統率の記事はこちらから

k0terry.hatenablog.com

※本記事は、前回から新たに採用されたカードと、基本的なカードの解説になります。詳しく触れないカードもありますので、前回の記事も合わせて宜しくお願いします。

 

デッキリスト

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ジョット・ガン・ジョラゴン(統率者)

「逆相」の頂 オガヤード・スンラート

ジョニー&ジョラゴン ~Jの意志~

めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ

ジョット・ガン・ジョラゴン Joe

燃えるデット・ソード

バレット・ザ・シルバー

バイナラドア

超絶特Q ダンガンテイオー

キング・ザ・スロットン7/7777777

キング・ザ・スロットン

ガンバトラーG7

ザンジェットW7

ド級 テンクウオー

超特Q ダンガンオー

ラジコンBOY

激怒!富士山ン

ジョバート・デ・ルーノ

シャダンQ

ガンバG/ガガン・ガン・ガガン

ガヨウ神

最終兵ッキー

満点ゼミナール

ヘルコプ太

ゲラッチョ男爵

ビックラボックス

ハクション・マスク

消王 ケシカス

ノリのりん

TOYザマス

東大センセー

コーディネイ人

フーセンの寅さん

フットンダ/ネルネ・ネルネルネ

バッテン親父

ギギギのギタロー

The 塩ラー漢

ドツキ万次郎

ポクチンちん

洗脳センノー

ワッショイ万太郎

波乗りザブンプル

パーリ騎士

ツタンカーネン

ヤッタレマン

チョコっとハウス

オッケーBros.

The ラー漢

The ソー漢

ジョジョジョ・マキシマム

破界秘伝ナッシング・ゼロ

天ニ煌メク龍終ノ裁キ

タイム・ストップン

夢のジョー星

アリゾナ・ヘッドショット

The ワンタン漢・チャージャー

戦慄のプレリュード

ウラNICE

ジョジョジョ・ジョーカーズ

ジョラゴン・リロード

 

・デッキ概要

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 統率者である「ジョット・ガン・ジョラゴン」を早期召喚し、“ジョラゴン・ビッグ・1”と、統率者ドローにより手札を稼ぎながら速攻し、最終的に5種類のアンタップ能力を持つカードを用いた連続攻撃でダイレクトアタックまで一気に持ち込む事を狙うアグレッシヴなビートデッキです。

 

・基本的な採用カード、及び新たに採用したカード解説

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ジョット・ガン・ジョラゴン

 このデッキの統率者。基本的な使い方は前回の記事にて書いている通り、場のジョーカーズを手札に戻す能力と“ジョラゴン・ビッグ・1”により、様々なジョーカーズの能力を使い回し、手札の確保、除去、攻撃と様々な用途に活用できるこのデッキのメインエンジンです。序盤から終盤まで沢山のジョーカーズを駆使し、駆け回るジョラゴンの姿はまさにマスター、ジョーカーズの長であり、統率者と言ったところです。

 

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天ニ煌メク龍終ノ裁キ

ジョバート・デ・ルーノ

ゲラッチョ男爵

ノリのりん

オッケーBros.

 「ジョット・ガン・ジョラゴン」をアンタップする、連続攻撃によるフィニッシュの要となるカード達です。

 「ノリのりん」はペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパックに収録され、新たに採用したアンタップ能力持ちジョーカーズで、この1枚が増えただけでも連続攻撃の行いやすさが格段に上昇しました。

 アンタップを行うだけでは無くパワーを3000上昇させるので、11000という若干心許ないジョラゴンのパワーを14000まで伸ばし、連続攻撃を殴り返しに応用することもしやすくなりました。

 メラビート統率とは異なり、ジョラゴン統率は横に広げやすいためジョーカーズの能力を2回使う方の能力も使う場面が多く、総じてかなり強力な1枚です。

 

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破界秘伝ナッシング・ゼロ

ジョジョジョ・マキシマム

 ブレイク数を追加できる呪文2枚。連続攻撃を行う際にジョラゴンに使うと、凄まじい破壊力をぶっ放すことができます。

 「破界秘伝ナッシング・ゼロ」は捲った3枚を山札の上と下に好きなように配置することができるため、“ジョラゴン・ビッグ・1”によって使いたいカードが捲れた場合はデッキトップにセットして、そのままジョラゴンの攻撃時能力で引いて捨てることで使用できます。

 

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キング・ザ・スロットン7/7777777

キング・ザ・スロットン

 前回の記事の時にも「キング・ザ・スロットン」は採用していましたが、お遊び要素としての側面が大きかったです。しかし双極編2弾で新たに「キング・ザ・スロットン7/7777777」が登場し2枚体制となったため、非・ジョーカーズカードを可能な限り減らし、能力の成功率を可能な限り上昇させました。

 3枚の中から選ぶことができるため、ジョラゴンによる連続攻撃の際に、手札に引き込めなかったアンタップ能力持ちジョーカーズをこれらで探しに行くような使い方も可能ですし、単純に追加打点を形成するという面でも優れています。

 S・トリガーの種類数が少ない無色単ですが、「77777777」は「キング・ザ・スロットン7」のついでに入る防御S・トリガーとしては申し分ないスペックをしていますし、多少なりとも防御力を伸ばせたのは大きいですね。

 

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ポクチンちん

 デュエマクエスト・パックから登場したメタ能力を持つジョーカーズで、登場時にプレイヤー1人の墓地をすべて山札に加えてシャッフルすることができます。

 “ジョラゴン・ビッグ・1”を最大限に活用するデッキですので、ゲーム後半、墓地にカードが貯まり、山札が薄くなるケースが頻繁に起こるデッキでしたが、このカードの登場によって改善されました。基本的には“ジョラゴン・ビッグ・1”で使い、このカードごと山札をリフレッシュすることが多いです。

 また軽量ジョーカーズである点も評価が高く、理想的な動きはゲーム序盤は5マナを払い、2体のジョーカーズを手札に戻してジョラゴンを出す流れですので、序盤に並べる小型ジョーカーズの仕事もこなせます。

 

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ド級 テンクウオー

 攻撃時にジョーカーズを2枚捨てることで起き上がり、「ジョット・ガン・ジョラゴン」と共に並べることに成功すれば、ドロー能力を持つジョーカーズを捨てて手札を増やしながら連続攻撃を行うことでオーバーキル行えます。

 こちらは以前の記事でも紹介しましたが、「ポクチンちん」の登場により上記のコンボで山札が尽きる恐れが無くなり、また、「ポクチンちん」を捨てるたびに山札が「アンタップ系ジョーカーズ」「ドロー系ジョーカーズ」「ポクチンちん」に圧縮されるため、捨てるカードをうまく調整すれば、事実上の無限攻撃が行えるようになりました。

 

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ザンジェットW7

 こちらもクエスト・パックから登場し、登場時と攻撃時、手札を捨てることでカード指定除去を行う事が出来ます。

 ジョラゴンの攻撃時に除去をする際に、カード指定除去を自分の選択によって行えるようになった点が非常に優秀ですし、手札を捨てるため、さらなる“ジョラゴン・ビッグ・1”を起動することができます。

 またジョラゴン下で「ガヨウ神」の能力を使い、2枚引いた後に1枚捨てる際、この「ザンジェットW7」を捨てれば、追加の2枚ドローで引いたカードを捨てることが可能になるという小技もあります。

 

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めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ

 コロコロコミックの付録として登場したジョーカーズで、登場時にクリーチャー3体を驚異のG・ブレイカーにすることが出来ます。

 基本的にふざけて使って自爆するケースが殆どなんですが、自身の盾が0まで追い詰められた場合はデメリットが少ないですし、ジョラゴンの連続攻撃時に「ジョバート・デ・ルーノ」や「ゲラッチョ男爵」といったS・トリガーを持ち、ジョラゴンをアンタップすることができるクリーチャーをシールドから捲るような使い方をすることもあります。

 下側の「ケッシング・ゼロ」も強力で、これも少ない無色S・トリガーとして活躍するほか、ジョラゴン統率では突破しにくいブロッカーの大群などを無力化するために使うことも可能です。

 

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「逆相」の頂 オガヤード・スンラート

 クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿で登場した新規ゼニス。

 このクリーチャーの召喚コストは相手のマナゾーンにあるカードの枚数分下がり、さらにDMEDHでは相手が複数いますが、その全てのカードを参照できるため、ほぼ全てのシーンで1コストでの召喚が可能です。

 そしてなんと言ってもこの回収能力が強力です。今までマナ、墓地ともにアクセスしにくく、ジョラゴンによって使った弾は基本的に使い切りでしたが、このカードの登場によってその心配は無くなりました。前回の記事では手札を抱え込み、連続攻撃用の弾を手札に抱え込み、最終的に放出するといった戦法を紹介しましたが、今では序盤のうちから連続パンチをし、統率ドローを積極的に狙うことが殆どになっています。「ガンバトラーG7」や「超ド級 テンクウオー」、「ジョジョジョ・マキシマム」などのゲーム後半に使うカードのマナセットにも躊躇は必要無くなり、さらに“エターナルΩ”によって能力を何度も使い回せるため、非常に優秀なゾーンアクセスパーツとして必須級の1枚です。

 またこのカードは、「最終兵ッキー」と組み合わせることで更なる効果を発揮しますが、そちらについては次の“メラビート統率”の記事中の、「最終兵ッキー」の項にて紹介していますので、こちらも宜しくお願いします。

 

k0terry.hatenablog.com

 

・最後に

 いかがだったでしょうか。こちらはメ統ほどに触れる部分が無かったために文字数は控えめですが、強化の度合いでは引けを取りません。

 様々な新カードが登場しましたが、やはり「ポクチンちん」と「オガヤード」は画期的で、ジョラゴン統率の問題点を改善してくれました。さらにメ統と同様にこちらも「最終兵ッキー」のもつ役割が多くなっており、「最終兵ッキー+オガヤード」のパッケージは、ロマンの部分が大きかった「超ド級 テンクウオー」と「ジョット・ガン・ジョラゴン」による連続攻撃をも実用的な戦略に引き立ててくれています。

 また、「波乗りザブンプル」の裁定変更が非常に悔やまれます。登場した際は非常に強力な1枚だと思っていたのですが、まさかジョラゴンの足を引っ張るようになってしまいました・・・。

 自然ジョーカーズの登場でメ統は苦しいですが、無色ジョーカーズはまだまだ出てくれると思っているので、今後もある程度リストが変われば、また記事にしたいと思います。では!