DMEDHデッキ~トリコロールサムライ~
どうもTerryです。今回もまたまたDMEDHデッキ紹介。光、水、火の3文明で組んだサムライ軸クロスギアデッキです。
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DMEDHのルール,規制カードリスト | DM:Akashic Record
・目次
・デッキ概要
世代的にドンピシャな戦国編。その中でも憧れだった《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》をDMEDHで使うべくしてこのデッキを制作し始めました。
当時も、また今もどちらかというとナイトの方が強い印象がありますが、DMEDHではクロスギアは場に残りやすく、サムライも十分に強力な種族です。
サムライのメインカラーである火に、手札補充の安定のために水を加え、そこに防御面の不安さを解消するべく光を足しています。
基本的な動きは、序盤は統率者に手札補充が行える軽量クロスギアを装備させ、統率者ドローとクロスギアで手札の補充を行いながらクロスギアをばら撒きます。そして潤沢な手札と様々なクロスギアを使い、ワンショットをしたり、コンボを狙ったりしてフィニッシュをしていきます。
(カード名を押すと▸は採用カード紹介、それ以外はカード画像に飛びます)
▸希望の守り手クラップ(統率者)
・採用カード紹介
・クリーチャー
希望の守り手クラップ
このデッキの統率者。スピードアタッカーを持っているため序盤から積極的に統率者ドローが狙いやすく、手札供給を行うことが役割になります。
また、《助太刀 メモリー・アクセラー》や《レジェンド・ルピア・ウィング》等のクロスギアを装備させ、更に手札補充を重ねていきます。
さらに、《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》をクロスすることで、殴り返しを防ぎつつ、相手の攻撃にも備えることが出来、非常に相性が良いです。
戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ
このデッキのメインコンセプトの1つ。手札から豪快に2体もサムライを踏み倒せる能力は非常に魅力的かつヒロイックです。
《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》や《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》を踏み倒し一気に攻め込むのも良いですし、状況に応じて《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》や《クイーン・アマテラス》を踏み倒して無難な動きをするのもありです。
踏み倒したサムライはターンの終わりに破壊されてしまいますが、《スパイラル・オーラ》や《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》等によってケア可能で、そこまで痛手になりません。
煌世の剣 メシアカリバー
強力な除去耐性とアンタップ能力による高い防御性能を持つだけで無く、《竜装 ムシャ・レジェンド》と《グロリアス・ヘブンズアーム》をクロスすることにより無限アタックが可能となり、このデッキの裏フィニッシャーとしても機能します。
実際に無限アタックを行うには、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》、もしくは《風刃 カミカゼ・スピリット》によるスピードアタッカーの付与、更に安定させるには《インビジブル・スーツ》または《氷槍 パラディン・スピア》によるブロッカーケアが要求されるため準備にかなり骨が折れますが、決まればほぼ必殺であり、爽快感もあるので狙っていきたいコンボです。
G・0持ちのドラゴン2枚。条件はどちらも容易に達成でき、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》を用いた奇襲で足りない打点を補います。《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》の進化元としても使いやすく、かなりの頻度で使用するため、なるべくハンドキープしておきたいカードです。
バザガベルグ・疾風・ドラゴン
場に出した時にクロスギアを1枚ノーコストで装備可能で、実質的なマッハファイターとしても運用できる盤面処理ドラゴン。《バジュラズ・ソウル》や《氷槍 パラディン・スピア》等の攻撃時に能力を発揮するクロスギアを持たせて盤面を処理していきます。
また、終了時に手札に戻るテキストも強力で、殴り返しが防止できるだけで無く、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》から出した際、終了時に破壊する前に手札に戻すことが可能で相性が良いです。
ボルベルグ・勝利・ドラゴン
侍流ジェネレートを会得した《ボルベルグ・クロス・ドラゴン》。コストが重いのが難点ではありますが、《ペトリアル・フレーム》+《インビジブル・スーツ》でDMEDHでは主流な《光牙忍ハヤブサマル》や《斬隠オロチ》といったシノビをケアしながら殴れるため、ゲーム終盤の詰めには最適なドラゴンです。
また、《バジュラズ・ソウル》、《ペトリアル・フレーム》のようなヘイトを集めやすく、カード除去で狙われやすいクロスギアを侍流ジェネレートで出しながらそのままクロスすることで、ターンを跨ぐ事無く使用できる点も強力です。
さらに、《竜装 センゴク・トッパアーマー》+《竜装 シデン・レジェンド》+《バジュラズ・ソウル》で攻撃時3枚ブレイク+5ブレイクで脅威の8枚ブレイカー。派手な能力故にロマンも詰まってます。
「紫電」の名を冠するドラゴンたち。どれも紫電の技である2回攻撃を持ちます。それぞれに特徴があるので、1枚ずつ違いを紹介していきます。
《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》は元祖紫電であり、他の2枚と異なる点として侍流ジェネレートがあります。これ自体が強力という訳ではありませんが、単純にクロスギアをついでに設置できますし、スピードアタッカーが付与されているのであれば、《竜装 シデン・レジェンド》や《竜装 センゴク・トッパアーマー》といったクロスにコストを要しないものを出し、そのままクロスまで繋げられます。
次に《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》。これは蒼い紫電で、他との相違点はW・ブレイカーを持たない事、そして大きいのはブロッカーを持っている点です。
紫電のアンタップ能力は攻撃時ではなく、各ターン始めてのタップに反応するものですから、当然ブロックによってもアンタップします。これにより、相手のターン中に2回ブロックすることも可能ですし、多人数戦である点から、ブロックを1回に止めて別の相手ターンに再びブロックを行う事もできます。他2体は《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》をクロスする事で同様の事が可能ですが、単体で行える蒼紫電に軍配が上がるでしょう。
最後に《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》。こちらは他2体と異なり、どちらかというと《ボルメテウス・武者・ドラゴン》の色が強いです。
まず、《竜装 シデン・レジェンド》の無償クロスには対応していません。しかしながら、《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》には対応していますし、《バルケリオス・武者・ドラゴン》のG・0条件も満たせます。
また、パワーも11000とかなり高く、先述した《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》でのブロッカー化は強力な壁として機能します。
山札からクロスギアをサーチし、場に展開するカード。
《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》は少なくとも1枚、状況によっては大量のクロスギアを山札から展開でき非常に強力な1枚です。3枚を除いた全てのクロスギアに対応しており、一気に場を加速できます。
呼び出したクロスギアは1体ずつにクロスしていきますが、《聖装 ネビュラ・ウィング》を出せば1体にクロスギアを集約させることができるため、積極的にサーチしていきたい1枚です。
また《蒼狼の始祖アマテラス》は《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》では呼び出せない《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》も対象に取れる他、呪文を対象に取る事ができ、《クリスタル・メモリー》でサーチ、《ミスティック・クリエーション》でマナ回収も行えます。
さらに《クイーン・アマテラス》は他2体ではアクセスできない《インパクト・アブソーバー》を展開できるほか、《アポカリプス・デイ》で全体除去も狙って行けます。
また、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》から呼び出し、《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》を展開する事でターン終了時の破壊を免れるテクニックもポイントです。
どちらもシールドをブレイクする際に能力が発動するドラゴン。ブレイク数の増加やスピードアタッカー、アンブロッカブルの付与などをクロスギアで行う事ができ、ブレイク時能力との噛み合いが良いと思い採用してみました。
また、《煌龍 サッヴァーク》の除去耐性付与能力は、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》の能力の破壊デメリットを回避する役割も期待しています。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》をサポートするカード。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》そのものは採用されていませんが、《紫電ボルメテウス・武者・ドラゴン》、《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》が該当する他、《竜装 ムシャ・レジェンド》によって総てのクリーチャー対象に取ることができるため、活躍の機会は多いです。
《ムシャ・ルピア》に関しては《煌世の剣 メシアカリバー》の無限アタックコンボにおいて《グロリアス・ヘブンズアーム》の代用になりうるのもポイントです。
クロス状態を引き継がないため、クロスギアと革命チェンジの相性はあまり良くありませんが、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》の能力の使い回しや、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》で呼び出したクリーチャーの破壊を免れるための手段として採用しています。
また、G・0を持つ《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》、《バルケリオス・武者・ドラゴン》から革命チェンジすることで次のターンも再びG・0による打点にする事ができ、好相性です。
このデッキの防御の要。《インパクト・アブゾーバー》をクロスすることで、
1:このクリーチャーでブロック
2:バトルで破壊されシールドへ
3:ブレイクされ、S・トリガーで場に
4:能力で《インパクト・アブゾーバー》をクロス
を繰り返し、無限防御を作る事が出来ます。
抜け道はいくつかありますがやはりDMEDHですので、言葉巧みに相手の気をそらして突破を免れましょう。
・クロスギア
クロス先のクリーチャーをボルベルグ化することが可能なクロスギア。
クロスギアの最大のデメリットとして、ジェネレートとは別にクロスにもコストが要求される点がありますが、このカードはそのデメリットを解消するとても強力な1枚です。これ1枚でクロスギアの扱いやすさがかなり改善し、様々なクロスギアを用いたコンボが非常に狙いやすくなります。
ヘイトを集めやすいですが、このデッキの起点といって差し支えない1枚ですので、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》や《蒼狼の始祖アマテラス》等で積極的に盤面に設置したい1枚です。
コスト軽減と全体SA付与が使い分けられるクロスギア。腐るタイミングがほぼ無く、このデッキのクロスギアでも1、2を争う強さです。《竜装 ムシャ・レジェンド》の存在もあり、簡単にSA付与を行う事ができます。
コスト軽減を用いるには早い段階で場に設置する必要がありますが、かなりヘイトを集めるため除去には注意する必要があります。
クロス先を《ボルメテウス・武者・ドラゴン》に変えるクロスギア。この名前を指定するカードが多数投入されているため、非常に使用頻度の高いクロスギアになっています。
《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》で呼び出せるクロスギアですので、優先的に場に置いておきたい1枚です。
DMEDHでも屈指の遅延カード。ブレイク数を強制的に1枚にする事で序盤の手札を整える時間を稼ぎます。
攻撃する際に邪魔になる場合は、《聖装 ネビュラ・ウィング》や《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》などのクロスにコストを要しないカードでクロスします。特に後者は攻撃終了後に再び非クロス状態に戻せるので、後の攻撃に備える事ができ相性が良いです。
ブロッカーを全てバウンスするクロスギア。プレイヤーの指定は無いため、自分含めて全てのプレイヤーのブロッカーが対象です。
単純に守りを一気に剥がせるだけでも強力ですし、《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》と組み合わせる事で自分の好きなクリーチャーをバウンスする事ができ、《ナインエッジ・夜叉・ドラゴン》を使い回したり、《武闘世代 カツキングJr.》を攻撃させた後に再び革命チェンジで場に出すなどに使えます。
バウンスを行うクロスギア。プレイヤー指定が無いため全てのプレイヤーを対象に取る事ができるので、プレイヤーAに攻撃しながらプレイヤーBのクリーチャーを除去することが可能です。
能力を使い回したい自分のクリーチャーや、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》で呼び出した破壊ストックがあるクリーチャーを戻す事もでき、器用な立ち回りが可能です。
ドローソースクロスギア。このデッキの手札補充の中心で、序盤から統率者にクロスさせ手札を増やしていきます。
軽量なので統率者が場から離れても付け直しは簡単ですし、《ボルット・紫郎・バルット》や《蒼狼の始祖アマテラス》など、効果を使い終わったクリーチャーに手札補充の役割を持たせる事ができるので便利です。
このデッキのD2フィールド枠。低い防御力の補強と、《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》の破壊を免れる方法の1つとして採用しています。
《煌龍 サッヴァーク》の採用、「紫電」による2回攻撃を考慮すると、《Dの天牢 ジェイルハウスロック》も相性が良いので、そちらを採用してみるのも面白いかもしれません。
・最後に
今回はトリコロールサムライデッキの紹介でした。自然文明を採用していない上に、ガツガツと攻めるというよりは牌を整えて一気に攻めるタイプですのでサムライ感には欠けるかもかもしれませんが、サムライとクロスギアのコンボチックな動きを楽しめるデッキになっていると思いますので、是非お試し下さい。
また、本記事は興味本位でHTML編集なるものを初めてやってみました。恐らく諸々押せたりピョンピョンしたりするようになってると思います。ここをこうした方が便利とか、ここ要らないとかありましたら、是非ご意見、ご感想をお聞かせ下さい。
次回は緑ジョーカーズの記事になると思いますので、お楽しみに。
では